久保達也氏


株式会社SANSHU WORKS代表

ご経歴

2001年「情熱うどん讃州」を開店。
直営、のれん分けを含め8店舗を営業。
飲食店サポート事業、企業顧問、コンサルティング、各種デザインワーク、TV・ラジオ出演など多岐に渡る飲食

メッセージ

厨房設計。
これが飲食店にとっては凄く重要。
結構甘く見がちなところなんですが、ここをええ加減にしてしまうと後から大変なことになってしまうことが多い。
今回オープン立ち上げで入らせていただいた「世界てっぱん」ですが、厨房図面ができていた状態でのアサインで正直非常にやりづらい厨房でした。
パントリーが無い。バッシングスペースがない。
実際に営業が始まると想像通りかなりストレスが溜まってしまう厨房でした。
このままでは効率的な運営、スタッフさんの疲労度が酷くなると判断して、オープン直後ではありますが改装の提案をさせてもらいました。
洗い場を独立させ、ドリンクスペースも確保。
格段に使いやすい厨房になりました。

これで人件費も大幅に削減でき、スタッフさんの疲労度も改善されました。
厨房図面の工夫で仮に1人分の人件費が削減できれば改装費用もすぐにペイできます。
仮に時給1000円で5時間分だと仮定すると、月で150000円、年間で180万円の経費削減になります。
ましてや今の飲食業態は人手不足と人件費が大きな課題です。
しっかりとした図面を作ることで効率の良い経営、スタッフさんが長続きする環境が整備できます。
今回、ツルヨネデザインさんご協力いただき無事に改修することができました。
厨房専門のプロによるプランニングでよりよい環境を作る!
新規開店はもちろん、厨房の改装なども相談に乗ってくれますよ!


大澤広晃氏


酒中花 空心 代表

ご経歴

上海に渡り本場での修行を経て、2005年に「酒中花 空心」をオープン。
2011年に中国茶と点心のお店「茶酔楼 時ノ葉」をオープン。
2021年に阪神梅田店フードホールで「空心」を出店。
2022年に北新地で「空心 伽藍堂」をオープン。
ミシュランガイド掲載店。

メッセージ

知人の店で機能的な厨房を見かけ、その設計者である庄中さんを紹介してもらいました。
最初に阪神百貨店のフードホールの設計を依頼し、条件の悪い環境でも満足のいく計画を立ててもらいました。
アフターケアも充実しており、営業に伴う微調整にも協力してくれました。
続いて北新地の有伽藍堂の出店計画を依頼し、厨房だけでなく客席の平面図作成にも関与。
バックヤードの作業効率向上とカウンターキッチンの演出を実現しました。
細やかな作業動線まで考慮する設計事務所は非常に希少だと思います。


勘田拓志氏


なにわ翁 店主

ご経歴

創業昭和5年から続くうどんとそばの麺類店を、平成11年に手打蕎麦専門店に刷新。
以来、数々の著名人・文化人に愛されミシュランガイド掲載店となる。ードホールで「空心」を出店。
2022年に北新地で「空心 伽藍堂」をオープン。
ミシュランガイド掲載店。

メッセージ

台下冷蔵庫の入れ替えを機に、念願だった食洗機の導入を考えました。ただ、厨房は狭く、しかもスタッフの動線上に太い柱があり、レイアウトに悩んでいました。そんな時に知人の店舗を見て、紹介してもらったのが庄中さんでした。
豊富な機器の知識に加え、熱気や蒸気の流れまで読み取って提案してくれるので、自分では思いつかないアイデアを数多くいただけました。数多くの厨房設計の実績があるからこその信頼感がありましたね。

引き渡し後は、想像以上の快適さを実感しています。
洗い物の時間は短縮され、どのスタッフもスムーズに洗い場へ入れる動線が確保されました。厨房全体が涼しくなり、浄水器をコンパクト化したことで作業スペースも広がり、棚も増設。さらに製氷機まで追加できました。細かい「ちょっと不便だな」という部分も根気よく調整してくださり、最後まで伴走してもらえたのが嬉しかったです。
アフターケアも手厚く、困ったときにすぐに相談できる「面倒見の良さ」も、お願いして本当に良かったと思えるポイントです。


清水泰三氏


炒麺処 可門 店主

ご経歴

1993年に「炒麺処 可門」を大阪・東淀川区で立ち上げる。
瞬く間に行列店となり大阪に留まらず全国からファンが訪れる。
2度の移転の後に現名人・文化人に愛されミシュランガイド掲載店となる。ードホールで「空心」を出店。
2022年に北新地で「空心 伽藍堂」をオープン。
ミシュランガイド掲載店。

メッセージ

新しい店舗づくりにあたり、「可能ならワンオペで完結できる効率の良い厨房」を目指していました。
そのためには、効率的な動線、故障の少ない厨房機器、迅速に対応してくれるメーカーの選定が不可欠でした。

さらに、営業終了後にいかに早く片付けと清掃を済ませて帰れるかが大きな課題。

拭き掃除を減らし、シャワーホースや高温湯洗いで効率的かつ衛生的に仕上げられる環境を求めていました。

同時に、厨房内の空気環境にもこだわりました。

十分な吸気と排気により、涼しく酸素濃度の高い状態を保てば、スタッフが疲れにくく、ミスも減ります。

ホールからの空気を取り入れながらも、厨房の熱気や油煙が客席に漏れない設計。

真夏でも汗をかかない温度・湿度管理。

さらに、かがむ作業を減らすシンクやドロアー収納、重量物を段差なく運べる床設計など、年齢を重ねても安心して働ける配慮も大切にしました。

こうした細かい希望をすべて汲み取り、予算に合わせて的確な提案をしていただけたのが、依頼の決め手です。

施工が終わった後も「ここは改善した方がいい」という部分をやり直してくれる姿勢、そして修理やメンテナンスにおいてメーカーとの橋渡しまでしていただける面倒見の良さは、本当に頼もしい限りです。

やはり経験豊富なビルダーに依頼すると、施主が知らない知識を与えてくれ、結果的に「使える職場」「お金が残る職場」に繋がると実感しました。

余談ですが、飲食店の店主にとって、信頼できる施工業者と一緒に挑戦や失敗を重ねながら、互いの意識を高めていくことが、良い店づくりに不可欠だと改めて感じています。


田中和人氏


焼肉ぼんぼん 店主

ご経歴

芦屋の名店「串かつあーぼん」で修行。

独立後は「鉄板じゅうぼん」に続き「焼肉ぼんぼん」を立上げ。

芦屋青年会議所第50代理事長。

メッセージ

最初に依頼した設計事務所の提案に満足できず、知人の紹介でツルヨネデザインさんに依頼しました。

トイレとパントリーの位置を逆転させるなど予想外の提案に満足し、ワインクーラーをエントランスに配置することで、間仕切りや演出の役割を果たす効率的な設計になりました。

また、柔軟でコストを抑えた客席プランや、冷蔵容量も作業面積も大幅に増えた厨房設計にも非常に満足しています。ツルヨネデザインさんのおかげで人件費の増加を防ぎ、回転率や顧客満足度を向上させることができました。